2012年05月

日曜の夕方。
カンザスでも部分食が見られるそうなので天気が気になっていたが、午後から晴れた。食の開始は日没の一時間ほど前から。欠けたまま日没することになっている。(19:08)
イメージ 6

部分食なので見てもそんなに変化があるわけでもないのだが自然現象として確認したくなる。事前にニュースで盛んに説明されていたが、ピンホールを通して紙に投影する方法を試してみる。 アルミフォイルに穴をあけて、夕日が見えるアパートの隣の公園に出てみた。しかし、紙に写る太陽の映像は3ミリほど。ちょっと欠けているのがようやく確認できる程度。 太陽がもっと欠けるのを待って芝生に座っていた。すると、双眼鏡とノートを持った紳士とその奥さんらしい二人が近づいてきて、「ピンホールで見ているのかい?」と話しかけてきた。「こうやって見ると良いよ」といってその人は双眼鏡に太陽光を通してノートの白い部分に映して見せてくれた。あっと驚く大きさだった。(19:56)
イメージ 1

「へー双眼鏡で見えるんですね。 自分もやってみます。教えてくれてありがとう。」といってすぐにアパートに戻り、双眼鏡を出してきた。(この双眼鏡、一昨年あった月食を見るために買った安物)
イメージ 2

いっぺんに二つ見えるのでなんか得した気分。
一応、色収差補正が入ったレンズだと思うが安物故あまりシャープな像ではない。(20:04)
イメージ 3

そろそろ日没。像に横線が入っているが、地上の電線だと思う。(20:12)イメージ 4

イメージ 5
半分くらいまで欠けてそのまま没してしまったのであまり普段と変わりのない日没だったが、普段と全く違う太陽の姿を自分の目でちゃんと確認できたのは見知らぬあの紳士のおかげだ。感謝。

土曜日の朝。今日は同僚をつれて3人で来た。一人はルアーフィッシングは初めてだというのでここはぜひ彼に釣ってもらいたい。そこで、ゲイリーのグラブワームをキャロライナリグにして釣ってもらった。果たして成果は?
来たー!しかも第一投目を入れた瞬間、子バスが食いついたのでみんなびっくり。さすがこのワーム、実績ナンバーワンだ。 もう一人はバス釣りは経験豊富だが久しぶりとのこと。彼は最初からペンシルベイトを使ってトップウォータ狙い。そしてしばらくして見事ペンシルベイトにかかった。トップウォータで釣れるのを実際に見るのは初めてだったので感心した。自分はスピナベとバイブレーションでやはり子バスをキャッチ。今日はジカリグのワームがさっぱりだった。 3人でそれぞれ子バスを二匹づつキャッチしたところで昼になったので撤収。気持ちの良い土曜の午前になった。うす曇で朝はすこし肌寒い風だった。
イメージ 1

次の日曜日の朝、自分もトップウォータで釣れないものかと水面を狙ってみた。すると、水の中から突然パシャっとルアーを攻撃するバスが・・・
トップウォータで釣れた記念すべき第一号。
イメージ 2
この後も数回反応があったが、ルアーにかからず。 水の中から突然ルアーにアタックしてくる反応はスリル満点。

夕方5時半。別の池で再度トップウォータで挑戦。この池は初めてだが水草が適当に生えていて水もきれいでいかにも釣れそうな雰囲気。
イメージ 3

水草が生えている際に投げ込むと、すぐに来た。最初はあわせがうまくいかずフックしなかったが、何度でも反応がくる。 
イメージ 4

ペンシルベイトでもOK.
イメージ 5

チャグバグでもOK。 こいつは投げて着水した瞬間に食ってきた。
イメージ 6

ポッパーでもOK。
イメージ 7

やっぱりこのトルピードが一番反応が良いみたい。ただし合わせは難しくてミスバイトも多い。
イメージ 8

どんどん釣れるので飽きてきた(笑)。1時間半で8匹をキャッチ。みんな子バスだったけど。 水温27℃。涼しい風が吹いて細波ができていた。風がやんで静かになるとバスの反応は悪くなるようだった。
イメージ 9


イメージ 1
 文字だけ見るとなんのことかわからないが、Pedestrian crossing のこと。

最初アメリカに来たときに、XING って何のことだろうと思っていた。中国人の名前かなんかだろうかと思ったこともあった。 X(ばつ)の字がクロスしているからcrossingと読ませるのだと気づいたのはすこし経ってからだった。

日本では原発が止まってしまい、今年の夏の電力ピークをどうやって乗り切るのか心配だ。計画停電がちゃんと計画できるのならまだ良いが予期せずに電気が止まったら・・・・ それを思うと自前の非常用電源がやっぱり要るのかななんて考えてしまう。今の時代、電気がないとほとんど何もできないのだ。震災のときにハイブリッドカーからAC100V電源の供給源として重宝したという話を聞くのでハイブリッドカーを買おうか?
アメリカでは計画停電の心配はないが、嵐とか雷で予期しない停電というのはありうる。前にこのブログで自家用に非常用電源を持っている人のことを書いたが、いったん停電になると復旧がいつになるのかわからないのでそんな備えも必要なんだと思う。
 それで最近気づいたのだが、道路の信号機のある交差点にこんなものがある。

イメージ 1



手前のステンレス製の箱は信号の制御装置が入っているのだろうが、注目したのは奥にある緑色の箱。ガス管みたいな配管が繋がっているのでもしかしてと思ったら・・・

イメージ 2
繋がっていたのはやはりガス管。きっとこの中にはガスで動くエンジンが入っていて停電のときにも信号が動作するようにバックアップ発電をするユニットだ。(近づいて見ているといたずらをしているやつと思われるかもしれないのでさっと写真を撮ってすぐに離れた)
箱にはAlphaという社名ロゴらしきものがあったのでWebで調べてみるとやはりそうだった。カナダの会社みたい。 http://www.alpha.ca/web2//generators/alphagen
398ccのエンジンが入っていて電気出力は5kWくらい。出力電圧はDC48Vだ。
このバックアップ電源はすべての交差点にあるわけではなく、主要な交差点だけに設置されているようだ。わざわざガスエンジンなんか使ってバックアップしなくてもUPSみたいに電池でバックアップすれば良いようなものだが(信号ランプはほとんどがLED式になって消費電力は減っているし)、いったん停電になったらいつ復旧するかわからず、電池だといつかは切れてしまうからガス発電にしたんだろうな。こんなバックアップ発電装置が日本の家に欲しい!停電になったらガス管をつないでエンジンスタート。ガソリン式のポータブル発電機ではいちいちガソリンを買ってきて継ぎ足すのが面倒だろうから。
アメリカでは一般家庭でも上に書いたように自前でこれと似たようなバックアップ発電装置を持っている人がいるのだが、これはホームセンターなんかでも買うことができる。調べてみるといくつかメーカーがあって、ユニットの値段は出力8kWクラスで$2,200。ガスと電気の工事が要るので自分で据付はできないだろうから工事費が別に要るだろうが、このクラスなら一般家庭でも買えると思う。
 ガスといえば都市ガスで発電するコージェネのシステム(エコウィル)があるが、あれは100cc位のちっちゃいエンジンで補助的な発電をするだけなのでバックアップ電源としては使えないし、そもそもこのシステムは停電したら運転できないらしい。
 もし日本で本当に停電になったら、インバーターを使って車のバッテリーからとりあえず必要な容量のAC100Vを作るしかなさそう。 

↑このページのトップヘ