2015年01月

玄関ポーチ灯の入り切りをタイマーで自動化してみた。(市が推進している一戸一灯防犯運動に我が家も参加!)
使うのはこれ。ナショナルのオーディオタイマ TE64。昔はFM放送を留守録でエアチェックするときに良く使っていた。学生のときに先輩から「使わなくなったから持っていっていいよ」といわれてもらってきたものだ。今では全く使わないが何かに使えると思ってとって置いた。
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中を開けると、同期モータとマイクロスイッチ以外はほとんど機械仕掛けになっているのが昔の時代(といっても20年ほど前)を感じさせる。
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意外と機械仕掛けは複雑で、時計を回すモータの力で時刻設定ピンまで動くとカムの働きでマイクロスイッチをON/OFFする仕組みになっている。今でもちゃんと動く。タイマの動作時間精度は30秒以内に入っていたと思う。機械仕掛けでこの動作は優秀。 マイクロスイッチの配線を変更し、NO接点を出力ソケットにつなぐ。
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玄関ポーチ灯の壁スイッチとタイマスイッチをつなぐために、壁スイッチをはずして代わりりにコンセントの差込みを付ける。配線には電圧がかかっているので、この作業はもちろん感電注意。
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夕方暗くなる5時半と、寝る前の時刻にピンをセットして夜間だけポーチ灯が点灯するように設定した。 商用電源に同期したモータで動いているので停電がなければ時刻は安いクォーツ時計よりも正確を保っているはず。
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壁スイッチから這わせた配線が見た目良くないので、安い無線スイッチの採用も考えたがそこまではやらなかった。 
その後、ネットを調べるとこんなものがパナソニックから出ているのを見つけた。壁スイッチの代わりにつけるデジタル式のタイマで、今回やりたかったことをすべて解決している。

2線式ということは回路に流れる電流を電源として使っているようであり、外部電源が不要なので工事も楽だ。 最初からこれにすればよかったが、ちょっと節約できたと思えば得した気持ちにもなるか。(そのうちこれに交換しているかも)

ところで市が推進している一戸一灯防犯運動の実施内容をよく見たところ、一晩中玄関の明かりをつけておくことだそうな。電気代もわずかだからぜひ参加を!と呼びかけているようだが、ここのところ安くなったLED灯を各家庭に配ることくらいやったほうが効果的だと思うのだが。

どうも部屋の中が寒い。日本の家は寒い。部屋をなるべく締め切ることくらいしかできないので、自動で扉が閉まる仕掛けがほしいと考えて作った。引き戸用のドアクローザは市販されているようだが、ここはシンプルに自作。なるべく安くということで、金属製の滑車(戸車)をホームセンターで調達。
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既成の穴あきアングル金具もホームセンターで。
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おもりは50g+60g 釣具屋で買った鉛錘だが意外と高い。
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さて、これだけの錘では開け放した引き戸は閉じることができなかった。戸の戸車とレールを掃除してみたが、どうしても摩擦が残る。これ以上錘を重くすると開く力が要るようになるので不便になる。 しかしながら、あけた戸を少し閉めるように助走を付けてやればゆっくりといい具合に閉まるのでこれで良しとした。開けたままにすることもできる。

もし摩擦が少なくて、するすると閉まる引き戸だったら閉まるときのショックを和らげるためのダンパーかブレーキが要るだろう。モータブレーキを使ったダンパー(開けるときにはブレーキをかけず、閉めるときにだけブレーキがかかるようにモータの端子間をダイオードでショートさせる)を考えていたが使う必要が無くなった。

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