2019年09月

WISHBONE BB86-SH

新フレームに装着して2019年より約半年乗ってきたが、ヒルクライム時に右足を踏み込むたびに「コクッ」というわずかなしこり音がしてきた。クランクの締め込みを強くするとしばらくは軽減したが再発した。そこで、クランクシャフトを抜いて負荷側(チェーンリング側)のベアリングを触ってみるとガタが出ていることに気付いた。これは致命的。(使用開始から約3,200km走行)

フレームから取り出して、ベアリングを叩き出してやった。
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負荷側のベアリング。リテーナーを外したところ。黒いグリスにきらきらとした細かい金属箔が混じっているのが気になる。
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球を抜いたところ。  
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レースに傷がついている。虫食いどころではなく、表面がめくれている感じ。
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外側のレースもガタガタになっている。
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セラミックボールの硬さにレース側が負けていると思う。熱処理がしてあるはずだが、硬度が不足しているのではないか? 特に荷重がかかるBBのベアリングとしてはセラミックベアリングは向いているのか疑問だ。潤滑グリスにも工夫がいるような気がする。メンテナンスも難しいだろう。


一方、反負荷側のベアリングはきれい。球が当たるところは少し光沢が無い。
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同じベアリングは単体で入手できるようなので、新品ベアリングに打ち換えればBBは復活するが、このWISHBONEはもうゴミ処分する。つぎはTOKENのノーマルベアリング仕様BBに交換することにした。


ハンドルをアルミ製からカーボンファイバー製に交換。

2019年9月 Canyonホームページにて注文して5日後に到着。


(写真右)H11 CF Aerocockpit (41cm幅,11cmステム長)。  (写真左はこれまでつけていたアルミ製ハンドル42cm+ステム10cm)
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スペーサーキット。(Ultimate & Endurace用)
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ハンドルの裏にはケーブルが嵌まる溝があるが、ケーブルの通し方はこれで良いのだろうか?中央にはガーミンマウント(H11用)を付けたのでケーブルが多少当たっている。
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バーテープもCanyonで購入したもの。色はRedだが、やや明る目の赤。エラストマージェル入りとのことで少し厚めでソフトだが柔らかすぎではない。
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スペーサーキットに入っていたスペーサーをすべて使ってもヘッドチューブ長が5mm程余った。(フレームサイズはM。コラム長は購入したときのまま)
スペーサーは特殊なエアロ形状なので市販の真円のスペーサーは使えない。そこで8mm厚べニアをカットして自作した。

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思い切ってコラムカットすれば良いのだが、これまで走ってこの長さで慣れているのでしばらくはこれで運用しよう。

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